驚喜人紹介

自分の本当にやりたいことをやらせてもらえている、という感じで嬉しかったですね。

「こっちに来ました」

元々服が好きで、大学の時に4年間古着屋でバイトをしていました。そこで古着の販売や買取に触れていく中で、特に気になったのがバイヤーの仕事でした。もちろん安く仕入れて高い値段で売れた時の喜びもあったのですが、何より自分の対応にお客さんが喜んでくれて、他社と同じくらいの買取金額を出しても「店員さんの対応が良かったのでこっちに来ました」などと言われることがあって、それがとても嬉しかったんです。

そこから僕はバイヤーを仕事にする決意をしました。

いきなりバイヤーを任される

バイヤーとして働くにはいくつかの壁がありました。僕が大学時代に働いていた古着屋が扱っていたのは、主にコムデギャルソン、ヨウジヤマモト、イッセイミヤケなどのドメスティックブランドやヴィンテージのもの。ハイブランドの知識は全くありませんでした。そしてもう一つ、一般的にアパレルのバイヤーになるには5,6年かかると言われています。まずは販売員としての経験を積んで、そこから店長やマネージャーなど様々なポジションを経て総合的な知識を身に付けてからバイヤーになるというのが通常の流れです。

しかし、僕はいきなりバイヤーを任されました。

面接の時からバイヤーになりたいとは言っていましたが、まさか新卒でいきなりバイヤーになれるとは思っていませんでした。そこからはひたすら勉強しました。取り扱いブランドの各アイテムの相場を見るのはもちろん、先輩がお客様のお品物を真贋する際に同行させてもらい、実際の現場でどういう流れで真贋をするのか、どういうポイントを見ているのかなどを徹底的に教えていただきました。その都度分からないことがあったら聞いて、自分でまとめる。これを繰り返す。実践の中で学べたので成長は早かったと思います。自分と同じような境遇で入社された先輩もいて、色々と相談できたのも大きかったですね。その先輩は今や会社のトップバイヤーなんですけど。自分の本当にやりたいことをやらせてもらえている、という感じで嬉しかったですね。

努力次第で下積みの期間はどうにでもできる

そんな環境があったおかげで、僕はハイブランドの知識が0の状態からわずか2か月程で、一人で査定を任せてもらい値段を付けられるようになりました。普通は独り立ちするのにもっと長い年月がかかりますが、この会社ではやる気があって実績を出した人にはどんどん役割やチャンスが与えられるので、自分の努力次第で下積みの期間ってどうにでもできるんですよね。

今後は、自分の特性上コミュニケーション能力と交渉力でどんどん数字を作るバイヤーというよりも、細かい箇所を見極めたり新しいことを発見したりして真贋や技術的な方面を極めていき、将来的には真贋の責任者やMDを目指しています。

近土湧馬
近土湧馬

RINKAN渋谷店

法政大学を卒業後、2023年4月に弊社へ入社。ハイブランドのバイヤーは未経験にも関わらず、その意欲と向上心を評価されて新卒ながら渋谷店のバイヤーに就任。異例のスピードで成長を遂げ、現在では渋谷店のトップバイヤーたちと共に活躍している。

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